少子化問題

日本の人口は2055年には8993万人にまで減少するという予測が立てられたようだ。この予測では、65歳以上の高齢者が四割を占めると言われている。


格差社会が問題・・・等いろいろ言われているが、そもそも結婚をする、子どもを育てるというハードルが、戦後異様に高くなってしまったことに問題があるような気がしてならない。
相手の職業がどうだ、とか、結婚式の費用とか、子どもを大学まで行かせてやらねばならない・・・。等々皆が考えていることであろうが、これは間違った固定概念にとらわれている。冷静に考えれば別に結婚式に金をかける必要もないし、教育は内容次第によっては義務教育で充分で、その後の技術はもっと効率の良い方法でスキルを身につける方法があるような気がする。
仮にこの方法をとれば、家の環境によって差がでてきてしまうという欠点が考えられるが、こういったことを国家単位で自由を最大限に残しつつコントロールしてやるのが政府の仕事だ。教育システムの大きな改革が必要となるだろう。


それができなければ、外国人労働者の積極的な受け入れなど、国の本質を変えてしまうおそれのある政策をとっていかなければならなくなるが、そうなると民族間の争い、選挙権、混血など今までの日本で考えられなかった問題がたくさん浮上してくるという、これまでの教育システムを破壊することによって生じることより遙かに大きな問題が起こることも覚悟しておかねばならない。


子どもは金をかけて学校へ行かなくても仕事の上でスキルを身につけていくことができる。私も仕事をやる上で重要な知識のうち義務教育後の高校で覚えた知識はほとんど使うことがなく、現場で身につけたことばかりだった。
国の資産を生み出す上で現場での実働が教育よりも遙かに重要な事はベリのステージを見ていてもよくわかる。


日本人はもう一度野生に還れ!