ギター講師と面談

紹介を受けたギターの先生と面談をしてきた。
この先生は本職は今でこそジャズギタリストだが、80年代はバリバリのネオクラ系だったそうな。事前にイングヴェイやポール・ギルバードみたいなプレイがしたいと伝えてみたいと言っていたのだが、イングヴェイモデルのスキャロップド指板(フレット単位に指板が湾曲している)のギターを持ってきてくださった。はっきりいって弾きにくい(特にコード)。ちょっと慣れが必要だな。


練習の方向性を決めていったりしたのだが、先生によれば「イングヴェイはポイントを間違えることがなければ誰にでも弾ける。ヤングギターは神とか持ち上げすぎだよ(笑)」と、言ってタッピングや多弦スウィープや六連オルタネイトを交えた物凄い速弾きを演奏されていた。一方ポールに関しては先生も弾けないらしい。あれだけ弾いたら普通に弾けるような気がするんだが、きっと恐ろしく細かく追求されているんだろう。


当面はメタルギタリスト養成カリキュラムでいくという方向性で決定。でもカントリーやらジャズもやるらしい。いろんなジャンルにチャレンジしてみたいので、それは大歓迎だ。


ワンポイントレッスンとして、一日でそれっぽく弾けるネオクラ講座みたいなのをやってもらった。ネオクラというのはメディアは凄まじいだのテクニカルだの書き立てているが、実際はタネを明かせば実にシンプルなものだ・・・と、Dコード、Fmコードを使った三本弦エコノミーをやってみようということで講座ははじまった。
まずFmコードを弾いてみてそこから1〜3弦だけを取り出して、それプラス3弦のオクターブ音を小指で一弦から拾ってみて、それで小指をプリングでスウィープで往復してみろということで、やってみるとすぐにそれっぽいのができた。まぁあたり前といえば当たり前なんだが、アドリブのやり方に繋がりそうなレッスンでよかったと思う。あとはこれを速くしていかないとね。


独学で練習していると、間違いに気が付かずに無駄な練習をすることが多いのはドラムで痛いほど経験してきた。たとえば、今まで16分の刻みを弾く時、音が抜けたりしてミスが多かったが、「右手の力を抜いてみなさい」という一言で一気に正確に弾けるようになった。こういうのがレッスンのよいところやね。
早く宅録ができるように頑張ります。