昼公演(A4ブロック2番)

会場に入るまで、自分の座席の位置がわからなかったのだが、最前中央やや右という非常に恵まれた席だった。
開演前は三周年記念のDVDの発表のCMが何回か流されていて、開演の時間が近づくといつものように大きな声でメンバーを呼ぶ声が会場に木霊した。開演が近づくとコールと拍手がさらに一際大きくなり、諸注意のアナウンスが終わると客電が落ち、それと同時に会場は客全員が息を呑んだように静まり返った。
桜をバックに赤と青のレーザーが交錯してしばらくすると、床から火花が舞い散るという非常に豪華な演出だった。
そして低いベース音が響き、ドラムのフィルの後、ショパンの「革命エチュード」をモチーフにした劇的なハーモニーが疾走感溢れる激しいリズムをバックに炸裂した・・・そう「ジリリキテル」である。この瞬間会場は爆発的な大歓声に包まれた。
メンバーは花道の先の中央のステージから登場した。ピンクと白の衣装が春らしく非常にかわいらしい。
そしてドラムの4カウントから引き続き「スッペシャルジェネレーション」へ。疾走感溢れるドラマティックな楽曲の連打で早くもKO状態だ。メンバーは前のステージに移動してきており・・・なんと、梨沙子がまさに私の前に来て踊っているのである!やはり彼女は美しい。後ろ髪を残して二つにくくった髪型もかわいい。彼女は俺が必ず(以下略)

そしてスペジェネが終わるとメンバーは一旦袖に引き込み、映像とともに「Berry Fields」が流された。その中でメンバー紹介が行われたあと、衣装替えが行われメンバーが再び登場した。
露出の大きいセクシーな衣装だった。くまいちゃんの美脚に見惚れている私は、やはり男だなと思わず苦笑してしまった。
この時点で沙紀ちゃんの髪型が大きく変わっていることに気がついた。横髪をザックリ切ってワイルドで男前なヘアスタイルになっていて驚かされた。
次に新曲「Very Beauty」。斜めにカットされたスカートがキワドイ。特に梨沙子のは角度がキツく露出度が高い。この風景をホテルまで持って帰ったことはいうまでもない(笑)
続いて「笑っちゃおうよBoyfriend」いきなり音程を外している・・・が、この曲はきけてよかった。途中でステージ中央に行ってしまったのが残念だが・・・。
そして休む間もなく「ハピネス〜幸福招来〜」。曲の途中で中央のステージから前のステージに移動しながらダンスを繰り広げていた。桃尻見せまくり。ヤバイ。


ここで昼公演で音源が無料配布された未発表曲「サクラハサクラ」が披露される。伝統的なハロー流R&B?といった感じの曲で、メロディはつんく節満載である。くまいちゃんは音程が辛そうだった・・・。でもいい曲だ。
そしてMCが入る。やはり桃子はMCの時ですら小指が立っていた。
続いて中央のステージに熊ちなが登場し「日直〜芸能人の会話」が始まった。蛍光カラーのこの衣装。またまたエロすぎだ。くまいちゃんはスタイルがいい。特にクビレ。セクシーだ。
そして次に桃子が登場し「恋はひっぱりだこ」をソロで歌う!少し喉をつまらせていたようだが、見事に歌いこなしていた。そしてまあさ、雅、さきちゃんが登場し、「図書室待機」へ。
次はお待ちかね。梨沙子のソロタイム。曲は「愛する人の名前を日記に」。彼女は昨年の夏夏の時にも、ソロとして松浦亜弥の「Yeahめっちゃホリディ」をカヴァーしていた。彼女は少し不器用でぎこちないところがあり、ソロとしては一杯一杯だな・・・と思っていたのだが、今回はあれから少し成長していたような気がする。しかしながら彼女の成長に期待してあえて苦言を呈させてもらうが、ソロとしてのステージはまだまだこれからだなと感じた。しかし日々進歩しているので、これからの彼女の成長に大いに期待している。
そして、この曲の終盤で全員が登場し、曲を締めくくった。
「平均年齢13.8歳のBerryz工房は素肌ピチピチ!」の千奈美の掛け声でライヴで一番客がノれるであろうスカパンク風の縦ノリ8ビートのロック曲「素肌ピチピチ」がスタートした。特筆すべきは会場全体のジャンプの一体感。これは見事だった。
メンバーは私の前に来てよく見ることができた。やはりくまいちゃんのクビレはセクシー。
次に「Today Is My Birthday」初期のしっとりとした大人っぽい曲。当時にこんな曲を歌いこなせていたことは驚愕に値する。この曲が終わると、メンバーが袖に引き込み、映像で「ありがとうお友達」が披露される。このときの梨沙子の衣装はとてもかわいかった。普段着っぽい格好で、こんな感じの梨沙子とどっか二人で遊びにいきたいなと思った。
ネクタイ。かわいかったね。
デビュー曲「あなたなしでは生きてゆけない」では、バックスクリーンにデビュー当時のこの曲のPVが流れ、今のメンバーの姿と対比して見ることができた(これは最前ならではの特権だ)。当時からダンスが完成されていたのにはびっくりだが、それでもこうして比べてみるとみんな成長したのがよくわかる。あれからみんな変わったけど、好きな気持ちが変わることはない。彼女らと一緒に、私も成長しているのかもしれない。
次に「ファイティングポーズはダテじゃない」「ピリリといこう」と初期を代表するナンバーが続けて演奏された。彼女らの成長過程をフィードバックさせるようなセットリストは素晴らしい。


そして、会場が暗転し波の音のようなSEが流れ、さきほどの映像の中での「ありがとうお友達」の衣装でメンバーが登場し、MCを挟んだ後、「逢いたいけど」が披露された。ゆったりとした切ない曲だ。曲的にはあまり好きではないが、ありそうでない「理想の青春像」を歌ったこの曲の歌詞が大好きだ。
階段と通路がセットに施されていて、このセットをうまく使いこなした演出がなされていた。
間髪入れず重厚なミドルテンポのデジタルロックナンバー「胸騒ぎスカーレット」〜ベリお得意の哀愁の疾走チューン「なんちゅう恋をやってるぅ YOU KNOW?」と劇メロ満載のベストチューンを連発し、本編ラストは「友情 純情 oh 青春」。ジャンプする者、悪魔に獲り付かれた様なクレイジーヲタ芸を披露する者・・・oioiという掛け声が響き渡り、最後の「ため」の部分でクライマックスに達して、クラッカーからテープが降り注ぎ、会場の盛り上がりも最高潮に達していた。
以上で本編が終了し、アンコールでメンバーが再登場し「恋の呪縛」ここで衣装替えがあり、紫のベレー帽がかわいかった。そしてメンバーが一人づつ本公演の思いを語っていった。梨沙子は「また一つ忘れられない思い出ができた」といっていた。それは私も同じ気持ちである。
最後に「ByeByeまたね」。くまいちゃんの息を切らしたような切ない歌声がなんともいえない。彼女は音程がどうのという次元のシンガーではない。
「みんなで一緒に歌ってください」というと、会場では男たちの野太い大合唱が沸き起こった。ショウのクライマックスである。大いに盛り上がり終盤近くになると、前のステージから手を振りながら花道をゆっくり進んで中央のステージへと向かっていった。私も梨沙子の名前を力一杯叫んでいた。中央のステージに到着すると桜吹雪とクラッカーの紙テープが炸裂し、ショウの盛り上がりは最高潮に達した。
メンバーが一人づつ階段を降りていく姿が名残惜しく少し寂しかった。