初こん〜日本青年館2月〜(DVD)

℃-uteをはじめて知ったのは、ハローモーニングだった。当時ベリヲタだった私だが、彼女らの姿を見た途端、テレビに思わず噛り付き、彼女らが何者であるか確認しようと必死になっていたことはもう随分前のことである。
しかし彼女らの本格的な活動がはじまるのはそれよりずっと後のことだった。

℃-uteのことを忘れかけていた2006年初頭、ハロプロエッグから新メンバーを迎え、春先ごろよりキューティサーキットと称する全国を巡業する握手会イベントが開催された。ここで彼女らの表立った活動がようやくスタートしたといえよう。
暑い中全国を駆け巡り、ファン全員(と言っても差し支えないだろう)と直接握手したのだ。舞美ちゃんは須磨で「今年の夏の一番の思い出は、千里でファンのみなさんと交流できたことです」と言っていたが、この苦労は相当なものだっただろう。さらに読売ランドで行われたこのイベントのファイナルでは三千人というファンと一人一人握手をしていった。ただの観客で、開始後20分くらいで握手を終えた私ですら意識が飛びそうなほどの暑さだったのに、彼女らは全員との握手を最後まで笑顔で行っていたようだ。

順調だった彼女らの活動だが、このキューティサーキットの第二ラウンドが始まる直前、当時のメンバーの村上愛がインターネットによるスキャンダル放出により脱退を余儀なくされてしまうという衝撃的なアクシデントに見舞われる。
彼女は地味ながら、友好的な握手、鋭いダンス、艶のある歌唱で、℃-uteを陰から支えていた。彼女の脱退はグループにとって大きな痛手となっただろう。しかしながら、その直後のキューティサーキットラウンド2では、彼女の穴を感じさせることのない立派なパフォーマンスで、一切の衰えを見せることはなかった。

たったの一年だったが、我々が想像している以上に大きな苦労があったに違いあるまい。サーキットでの苦難を乗り越え彼女らはどのようなパフォーマンスを見せてくれるのだろうか・・・期待に胸を膨らませながら、DVDを挿入した。


ここでコンサートレポート風に書こうかなと思ったが、DVDだとやはり書きづらいな(笑
まぁがんばって書いてみよう・・・

さて、オープニングからいきなりJUMPを持ってきた。もちろん会場の盛り上がりは凄まじい。二回目のMCの後、ENDRESS LOVE,即抱きしめてが披露された。即抱きしめてはめぐの穴を感じさせることはなかったが、前者ではめぐの艶っぽいファルセットがないとどうも存在感がない。もうセットリストから外した方がいいかも知れない。
そして数曲を経た後、キューティガールズコント。マイマイが言われたのって何げに客から言われたことなんじゃないのか???と思ってしまった(笑)
そしてこのコントが終わったあと、ハロプロ往年の名曲のカヴァーコーナーへと移行。ちょこっとLOVEや乙女パスタに感動なんて私の中ではすでに懐メロの領域だが、彼女らに料理させると物凄く新鮮に見えた。乙女パスタに感動のスタンドマイクを使ったフリはかわいかった。これはこれからもやって欲しい曲かもしれない。何気にギターがかっこよかったのでちょっとコピーしてみた。

VTRでちさととマイマイがハローの先輩からアドバイスを貰うというコーナーが放映された。往年の有名人にこの二人が話しかけるシーンはちょっと面白かった。同じハローのメンバーなんだから当然なんだけど・・・妙に違和感があった。もっともそれがよかったんだが。
石川梨華は昔と何にもかわってないなぁ・・・マイマイが思いっきり引いてた(笑)
その後ゴマキ中澤裕子安倍なつみといった懐かしの有名人がたくさん登場してちょっと懐かしい気分になった。そして田中れいなは凄くいい女になっていた。私は個人差もあるが基本的に16歳くらい以上の女性は苦手だが、彼女だけは特別だ。とにかくイイ女。

話が逸れてしまった。VTRが終了した後は、シングル曲ラッシュで一気にショウのハイライトを駆け抜けていった。
終わりの挨拶の時のみんなの涙がよかった。特にかんなは号泣状態で・・・最前にいたら貰い泣きしていたかもしれない。

やはりレポートは現場に行かないとまともなものは書けないな・・・。とにかく五月のショウが楽しみだ。