ハロープロジェクト分離論

ハロープロジェクトには幅広い年齢の女性が所属しており、ファンが期待するイメージもグループごとに異なっている。℃-ute、ベリ、モー娘。のようなアイドル的なものから、松浦亜弥メロン記念日のようなアーティスト的なものであったり彼女らに求められるものは様々である。にも関わらず同じ「ハロープロジェクト」という領域に括られていることは、イメージの混同にもつながり、この混同は作品面、メンバーが取り入れるべき思想面にも悪影響を及ぼす。
そこで先述の三グループを、ハロープロジェクトから分離させ、明確にアイドルとして定義される新たな枠組みを作って活動させればどうだろうか。


一部の全体のファンを除く我々の多くが被る損害といえば、ファンクラブの料金を別々に払わなければならない程度で、確かに合同コンサートは別々のステージになってしまうが、自分たちが求める方向性のショウを選択して楽しめる。そして我々にもまた統一された思想の元で運営がなされているという安心感を与えてくれる。


今、ハロープロジェクトはスキャンダル、不祥事の連続により、多くのヲタから不信感を得ている。
こうして明確に分離することによって、「アイドル」としてのグループの純潔性は保たれ、我々とアイドルは何の不審もなく、一体となって共栄できるのである。
アイドルはハローだけではない。「より身近なアイドル」を売りにするAKB48など素晴らしいアイドルはたくさんいる。
不信感を感じたヲタをそちらに流れるかもしれない。ある程度の流れがあると、雪崩のようにそちらに傾き、グループは一気に崩壊するだろう。


ベリ、℃-uteの活動領域を守るには、膿を切り出し、「汚れなき領域」を作り出さねばならない。これは彼女らがトップアイドルへと上り詰める第一歩を踏み出すためにも必要不可欠である。